現在、コロナ禍であり試合自体は催されているが道場側の判断で出場を見合わせている状態。最後の試合から、かれこれ一年半くらい経つのかぁ。なんか懐かしい。

出場を決めるまでは簡単なんだけれどそこからが結構大変。試合は帯別、年齢別、体重別で分けられていて帯や年齢は問題無いのだけれど、問題は体重。いつも出場しているカテゴリーの体重をだいたい上回っている。つまり太ってしまっている。試合当日の2ヵ月前くらいにエントリーするので、その時点で5kgくらいオーバーしていても余裕をかましている。

が、気が付けばあっという間に1ヵ月が過ぎていて1~2kgくらいしか落ちていない状況に焦り始める。いよいよ食事制限に本気で取り組むわけだが、思いのほか体重が落ちないので焦りと緊張で笑顔が消える。

試合2週間前になると練習も普段とは少し違い、試合に向けた練習を行うようになってくる。この時期の練習はハードで60分フルで動きまわる。汗でびしょびしょ、顔は真っ赤、いくら飲んでも足りない水。練習が終わって5分くらいマットの上で仰向けになって休んだりしている。でもこのハードな練習のお陰で一気に体重が減る。帰宅後にヘルスメータを乗ると多い時で1.5kg、少ない時でも800gは必ず落ちている。このペースで連日道場に足を運んでいれば体重はクリアできる。あとは当日まで体調を崩さないように管理しながらの生活。練習のない日は自宅にいると食べ物の誘惑が多くひと苦労。僕はいつも食べ物の番組を見て気を紛らわしている。とくにフードファイター的な大食い番組をみていると、それだけでお腹いっぱいになるので試合前はいつも見ていた。そして前日。朝イチでヘルスメーターに乗り、体重がクリアしていることを確認して、そのあとはなにもしない。ただただ明日になるのをボケ~っと待つ。昼間はゴロゴロ。動くとお腹が空くので。夜は早めに就寝。起きているとお腹が空くので。

当日。早寝のせいもあるが、だいたい早く目が覚める。で、現地に早めに到着。会場に入り道着に着替えたら、即、ヘルスメーターに乗り体重がクリアしていることにひと安心。あとは本番、自分の出場時間を確認して待機。この間がすごく長く感じる。先生や先輩、道場の仲間も会場に足を運んでくれる。皆が集まってくると緊張はどピーク。帰りたくなるくらい緊張してくる。そして自分の番がきて、強そうな相手とグータッチして試合開始。目の前の相手と全力で取っ組み合う。先生や先輩、仲間たちの声が聞こえる。天井のライトが眩しい。。。そして気が付けば試合終了。あっというまの5分間。「終わった。。」ここでやっと肩の荷を下ろす。そして道場の皆のもとへと戻る。負けてしまい申し訳ないという気持ちと応援してくださった感謝の気持ちでいっぱい。そして何より開放感。。みなさまに挨拶を終え、2kgくらいある道着を脱いで服に着替える。軽い。。そしていつも必ず、試合が終わったら道場の皆と打ち上げ。これがサイコーなひとときである。50歳のおじさんではなかなか味わえない、不安と緊張と達成感。これはなかなかやめられない。

今年は出場できるのかなぁ〜? 試合出たい!!!!

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