いろんな先生に習ってはいけない

ブラジリアン柔術ではいろいろな先生に習ってはいけない。

なぜなら、一つのテクニックをとっても先生によって微妙に違うからだ。

そのテクニックにはその先生の考え方が大きくかかわっているし、前後の技に大きく影響する。

同じようなテクニックに感じても流れの中でほかの先生のテクニックを使うと流れが止まってしまうことがある。

その先生、その先生で流れがあり、その流れを重視してテクニックを微妙に変えているのだ。

例えば抑え込み。

相手を固めながら攻める先生は首をしっかり固定するようなテクニックを教えるだろう。

しかし。レオジーニョのような動きを重視した選手は相手をわざと逃がすようなテクニックを使う。

お互いの先生、どちらも間違ってはいない。

が、生徒が違う先生のテクニックを持ってきてしまうと前後のテクニックがかみ合わなくなってしまうわけだ。

つぎはぎのようにいろんなところからテクニックを持ってきてしまうと一つ一つのテクニックは強力でも流れにならないから単発で終わってしまうことになる。

スムーズに流れるためにそのテクニックがあるとしたらその先生のテクニックだけを使うべきだ。

 

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