筋トレとサプリ講座⑪

今回は前回のアミノ酸の続きです。

アミノ酸はざっと20種類あり、その中の8種類(9種類ともいわれることもある)を必須アミノ酸と言います。

この必須アミノ酸は体内では合成することが出来ないので、食品からまかなう必要があります。

さらにその必須アミノ酸の中で3種類のアミノ酸(バリン、ロイシン、イソロイシン)は筋肉の合成や筋肉のエネルギー源になるという特徴があると言われてお「BCAA」と崇められています。



前回も書きましたが、アミノ酸はたんぱく質を合成しているものなので、例えばアミノ酸飲料で「アミノ酸2,000㎎配合!」なんてうたっているものはアミノ酸2gですので「たんぱく質2g配合!」と同じことです。

2gのものを2,000㎎と表記すれば、何だか分からないけど凄く入っているなと思いますよね?

だから2,000mgと表記しているのです。



アミノ酸と違うのは吸収の速さです。

当然アミノ酸の方が吸収が早いという特徴があるのでトレーニングに絡めて飲むと筋疲労の軽減や筋肉の合成に効果があると言われています。



ですが、コップ一杯(200ml)の牛乳と卵(60g)から摂取できるたんぱく質量は大体6gくらいなので結局は「アミノ酸6,000㎎配合!」と同じことです。

「アミノ酸」という言葉にとらわれすぎないよう注意してください。



アミノ酸はプロテインに比べて高価なので、食事と一緒に飲むとかトレーニングをしない日はプロテインを飲むことをお勧めします。



アミノ酸のサプリにはタブレット、カプセル、パウダー、飲料があります。

今はトレーニング中に飲むのが流行っているのでパウダーを水で溶かし、トレーニング中に水分補給として摂取するのが良いと思います。

昔はタブレットしかありませんでした。国内ではケンタイが大豆ペプチドの小さいタブレットを900粒8,000円で販売していましたが、学生にはあまりに高価で購入することが出来ませんでした。

海外サプリを「月刊ボディビルディング」の個人輸入のサプリ屋で購入してました。

タブレット1粒が親指の第一関節くらいあって飲むとのどに使えて苦しい思いをしたのを思い出します。

それが嫌でかみ砕いて飲みましたが、今度はこれがまずくて大変な思いをしながら摂取していましたね。



総合アミノ酸、必須アミノ酸(エッセンシャル・アミノ・アシッド)のEAA、BCAA(ブランチド・チェーン・アミノ・アシッド)といろいろなタイプのアミノ酸サプリがありますので一通り試すのが良いと思います。

ただ、効果があると実感できるかというとなかなか難しいと思います。



先日紹介したiHerbには数えきれないほどのアミノ酸サプリがありますので見るだけでも楽しいですよ。


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