傘下に入ったメリットとデメリット

私達、CHECKMAT TOKYOは2018年からCHECKMATの傘下に入りました。

私は1998年から創始者レオジーニョの弟子だったので当然なことなのですが。

2008年が最後のブラジル修行だったかな!!

それまではブラーザとして同じチームにいたのですがCHECKMATになってからはレオジーニョのもとへ練習に行ってないのでCHECKMATにすることができませんでした。

2011年に独立してお金がなかったのも原因です。

経営者として、傘下に入ってわかったメリットは

まずは宣伝がしやすいこと。

昨年、CHECKMATは世界大会で団体優勝しました。

世界一のチームという誰がみてもわかりやすい宣伝ができます。

今まではいろいろ柔術の説明をして、いかに本場の柔術が優れているかを説明しなければなりませんでした。

それが一番信用される世界一のチーム。世界一の技術と宣伝できるようになったのです。

二つ目はスタイルです。

元々レオジーニョの弟子なのでレオジーニョに習った技を教えていましたが、モダン柔術も出てきて最新技術を提供しなければと焦っていましたが、CHECKMATにしたことで迷うことがなくなりました。

今はCHECKMATスタイルに絞った技術を教えています。

3つ目は他の道場が気にならなくなったこと。

以前は他の道場が綺麗になれば負けてられない。月謝も合わせよう、より良いサービスがあったら真似しようなんて他の道場を意識していましたが、それが全く気にならなくなりました。

独立して10年、その経験もあります。

周りに流されない独自の経営ができるようになりました。

会員さんのメリットは

CHECKMATの先生方を呼べることです。コロナ禍になり3年ほどは呼べずにいますが、

コロナ前はレオジーニョ、ヒカウジーニョ、ルーカス・レイチ、フィンフォなど世界で活躍したトップ選手を呼ぶことができました。

また、CHECKMATの世界中の支部から練習に来てくれます。

仲間なのですぐに仲良くなれます。

これも世界中に支部のあるチームのメリットです。

技術的には先ほども言いましたが完全なCHECKMATスタイルで教えているので、会員さんが動画を見て迷いながら研究する必要などはありません。

しっかりした技術を学べます。

経営のデメリットは

皆さんも気になると思いますが契約金ですよね。しかしCHECKMATはそれほど高くありませんから経営を圧迫するほどではありません。

またCHECKMATは技術や道着、指導方針など強制されることはほとんどありませんから楽です。そのかわりセミナーを開催しなければならないのでそれが大変と言えば大変です。

会員さんのデメリットは

まずは出稽古禁止です。CHECKMATの技術が他に漏れないためです。

世界一のチームということで試合に出る時なんかは、プレッシャーがかかるかもしれません。

しかし、負けてもまったく問題はありませんよ!!

メリット、デメリットを見ていくと結果的にはメリットの方が多くあると思います。

もし日本の他の道場の方がこのブログを読んでいたらぜひ世界的に大きなチームの傘下に入ることを検討してみてください。

日本にアリアンスやアトス、ドリームアート、ファイトスポーツ、GFチーム、グレイシーウマイタ、カーウソングレイシーなどがあったら楽しいではないですか!!

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