同じ時間練習するのであれば楽しい方が良いと思いませんか？
部活のように厳しい練習が良いですか？
それともニコニコと笑顔で楽しい練習が良いですか？
楽しい方が良いに決まってますよね。
私はそんな練習を両方経験しています。
厳しい練習の極め付けは
みなさん見たことがあるかもしれません。
修斗の合宿です。
あれに参加したことがあります。
楽しい練習はブラジルの練習です。
実際はニコニコしてたら怒られるのですが、やっていて楽しい。
何が違うのか？
それは精神的なプレッシャーです。
日本は先生が怖いからやる。怒られるからやる。
ブラジルは強制はしない。ルールに外れれば注意されるけど精神的なプレッシャーはない。
そして決定的に違うのはできれば必ず褒めてくれること。
ボア！！トシ(いいよ！！トシ)
と必ず言ってくれる。これが大きなモチベーションにつながるのだと思います。
また、やらされるのか、楽しいから自主的にやるのかでも大きな差があります。
日本は全員を強くさせようとする。やる気がある人もない人も才能がある人もない人も。
しかしブラジルはそっけないかもしれないけどできない人は置いていく感じ。
決して見放してるわけではなく、人には覚えるペースがあることを知っていのです。
また、日本は確実にできるまで繰り返すけどブラジルは5割くらいできれば先に進む。
生徒に100%を求めないのです。
だから生徒にプレッシャーはない。
日本の方な親切なんだと思います。
その親切心がプレッシャーに変わってしまうのではないかと思います。
ブラジルだって愛情がないわけではありません。身につくペースが人それぞれ違うということを理解しているだけだと思います。
時間はたっぷりあるから自分のペースでいいよ！！
忘れてしまったり聞きたいことがあったりしたら何でも聞いてくれ
そんな感じなんです。
強制やプレッシャーは感じだことがありません。
ブラジルスタイルの方が楽しそうに感じますよね。
しかし、ここが難しいところなんですが、日本人はこの自主的に楽しむというのがなかなかできません。
みんなと同じでなければ、みんなと同じペースでなければと、
プレッシャーはかけなくても自分でプレッシャーをかけてしまうのです。
そして結果を追い求めてしまう。
みんなと同じペースで青帯を取らなくては
試合で勝たなくては
と
ブラジルのようなプレッシャーのない、楽しい柔術をやりたいならば教える方だけでなく教わる方も変わらなくてはいけないと思います。
そうはいっても日本で生きている以上、自分のペースで楽しめってのは難しいかもしれない。
まずは一回一回の練習を楽しむことから始めて見てください。
高い目標や帯を取ることは置いておいてまずは楽しんで欲しいと思います。
技が覚えられなくても、練習についていけなくても楽しんだもん勝ちって考えでやってみてください。
私も日本人でプレッシャーをかけてしまいがちですが直していきたいと思います。