動画を見ているとありえないシチュエーションから技をかけていることがある。
例えば両足スパイダー。
相手が両足スパイダーをしているところから逃げたり、技をかけたりしている。
しかし試合の中で両足スパイダーをしている人を見たことがない。
していたとしても一瞬のディフェンスにすぎないし、両足スパイダーからかける技はない。あるかもしれないけど見たことがない。
ほぼあり得ない状況なのだ。
だけどこの両足スパイダーからやるテクニックを動画では結構目にする。
試合でやらない状況からのテクニックを見ても強くなるはずがない。
このようにあり得ないポジションから技をかけている動画が結構ある。
これもそうだ・・・
相手は止まっていない!!
相手が止まっていることが前提のテクニックがある。
相手が動いてくることが想定されていない。
それ、スパーリングではかからないよね。
考え方はわかるけど!?
なんて技が多い。
そして・・・
なんでそこでそう行くかな?
そしてもう一つ
複雑にする人!!
マウントを取ればいいのにわざわざ回ってモダン柔術っぽくする人。
マウントでいいじゃん!!
ってなってしまう!!
シンプル イズ ベスト
柔術にも当てはまる!!
どうしたら?
私が納得できる技はやはり世界チャンピオンや名の通る強い選手が教えている技。
彼らの技は実戦からできた技なので相手の動きもしっかり考慮されている。
が、
動画を見るべきではない。
初心者は
先生や黒帯が見て使える技をチョイスしたりアレンジしたものを学ぶべきだ。
なんでも取り入れようとすると逆に動けなくなる。
また他のアカデミーのテクニックは技術体系が違うからそのまま使うのは難しい。
動画など見る必要はない。技の見極めができない初心者は特に。
先生のテクニックを素直に習うのが無駄なく一番早く強くなる方法だ!!