ブラジル修行に行く前の年にロスアンゼルスに行った。
当初はロスのマシャド柔術に修行に行くつもりだった。
ロスには2週間の滞在だったが日系人の友達ができて家に泊めてもらったり飯につれていってもらったりした。
ブラジルでは親友と呼べる友達ができた。言葉はわからないんだけどね。でもそいつらの言うことはわかった。
よく朝方まで遊んでたな!!
柔術の良いところは仲間意識が強いことだ。
アメリカで会った日系人の子もブラジルにいた日系人の人も言っていたが、あまり普段は白人や黒人と遊ばないそうだ。
だけどアカデミーでは一緒に練習して仲良くなる。
これって素晴らしいことだ。
アメリカでもブラジルでも差別らしいことは一度も会ったことがない。
黒帯を締めていると一目置かれる。
収入も関係ない。アメリカなんかは月謝が300ドル。それで通ってるんだから私の何十倍も何百倍も稼いでいる人が私をリスペクトしてくれる。
人種も収入も畳の上では関係がないのだ!!
私も外国人に対して特別意識はなく日本人と同じように接している。海外でお世話になった分、恩返しがしたい気持ちもある。
また、社長と呼ばれる人もアルバイトで生きている人も畳の上では関係がない。特に職業を聞くこともない。畳の上では帯の上下関係以外は何もない。
柔術はすごい!!
人種や言葉の壁を取り払ってしまう。
収入も社会的地位も関係ない。
柔術は素晴らしい!!畳の上では1人の人間としてみんな平等だ!!
ぜひ多くの人に柔術を学んで欲しい。