ブラジルと日本の練習方法の違い

私は修斗時代、かの有名な佐山聡先生の合宿に出ている。

そしてブラジルでは世界大会前の合宿に参加している。

同じ合宿、日本とブラジルどう違うのか?

 

まずは修斗の合宿、youtubeなどで見たことがある方も多いだろう。

そう地獄の合宿だ。

朝6時から
800mダッシュ 10本
800mアヒル歩き
など朝からきつい練習。休めば怒鳴られる。

午後は30分キックミットなど、休めば殴られるなど過酷な練習が続く。

寝技の時間が唯一休める時間。

それが3日間

1日目から筋肉痛で階段を這って登っていた。

しかし練習になると恐怖から不思議と筋肉痛を忘れてしまう。

また夜は朝が来ることが恐怖で寝れなかったのを覚えている。

 

ブラジルの合宿

こちらもきつい

朝、3キロくらいランニング、その後ダッシュや2人組んでの練習。

午後は柔術。

テクニックとスパー

ブラジルの合宿は自主性を重んじている。

自分がやらなければ追い込めない。

流すことだってサボることだってできる。

やらせるようなことはしない。

だけど選手同士声を掛け合って鼓舞していた。

2回目の合宿の時は世界中から選手が集まったが脱落者が多く、残ったのはブラジル人、日本人、韓国人だけだった。

 

日本とブラジルの合宿、大きな違いは

日本はやらせる

ブラジルは自主的にやる

だ。

私は修斗の合宿を経験していたからブラジルの合宿なんて余裕だとその当時は思っていたが、いくらでも自分で追い込めるブラジルの合宿の方が実はきついのかもしれないと今になって思う。

 

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