競技が繫栄するにはステロイドも必要か？
私は筋肉系youtuberをよく見ています。
見ているだけでモチベーションを高められるし、かっこいい人、面白い人などバラエティーに富んでいるので飽きることなく楽しんでいます。
この界隈でここ最近話題になっていることがあります。
それは
事件？
某筋肉系youtuberがステロイド疑惑のある別の筋肉系youtuberのジムに凸して(突撃して）相手が激怒し、恫喝されるという事件？
があったのです。そしてそれは現在進行形です。
言っていることは正しいのですが・・・
凸された方のyoutuberの動画はよく見ていたので私も興味を持って事の次第を見守っています。
この凸した方のyoutuberはステロイドユーザーが許せないらしく実名を出してユーザー呼ばわりしてしまうくらい過激な方です。
◎ユーザーがステロイドを使っていることを隠して大会に出たりインフルエンサーになって儲けているのがおかしい。
◎自分のトレーニングや食事の動画をあげているがユーザーのトレーニングは一般の方には参考にならない。
など言っていることは正しいと思うのですが、凸して恫喝されたことが筋トレ界隈で話題になっています。
他人事ではない
ステロイドの関しては格闘技界、柔術界も他人ごとではありません。
私も疑惑のある人たちと試合で闘っていますのでその人間離れしたパワーを肌で感じてきました。
反対？
もちろん選手としては不公平だと思っています。
テクニックでは負けていないと思っても圧倒的なパワーで動かしてもらえなく負けたことがたくさんあります。
でも完全に反対とは言い切れない部分もあります。
それは
ボンバー
ボディビルにしても格闘技やブラジリアン柔術にしてもステロイドユーザー（柔術界ではボンバーと言います。）
がいなければ今の繁栄はあったのでしょうか？
人間は超人を見たがります。
サーカスなんてそれでしょ？
自分たちではできない事をやってくれる超人がいるから見るのです。
自分たちとそう変わらない人たちがやっていても見栄えもせず、今の繁栄はなかったと思うのです。
複雑ですが
オリンピックにもメジャースポーツにもそしてUFCにもドーピング検査はあります。
ボンバーがいなくても盛り上がっている競技はたくさんあります。
しかしそれらは競技としてもスポーツとしても成り立っているメジャーな競技です。
しかしこれからブームを作ろうとしている競技は人に興味を持ってもらわないといけません。
私たちは超人や怪物を見たいのです。
柔術が今のように繁栄したのもホイスグレイシーという見た目は普通の人間が怪物に勝ち続けたからです。
その恩恵を受けて私は仕事として柔術を教えることが出来ています。
そう考えると繁栄するには見栄えのするボンバーも必要ではないかと思うのです。
選手としては不公平だと思いますが
競技を繁栄させるにはボンバーも必要ではないかなと思います。
複雑ですが！！