格闘技や武道のスタイルって大きく分けて
2つのスタイルがあります。
それは・・・
A
ひとつは得意技を極めていくスタイル。
これをAスタイルとしましょう。
極めていけば神業になる可能性もあります。
しかし欠点は得意技は相手にばれているということ。
徹底的に逃げられる可能性があります。
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もうひとつは相手によって技を変えるスタイル。
こちらはBスタイルとしましょう。
相手の出方によって技を変えるので相手に動きを読まれることはありません。
しかし欠点は技を多く覚えなくてはいけないことやタイミングよく掛けなくてはいけないことです。
力
Aスタイルの得意技は相手にばれますから相手が逃げてきます。それを強引にでも技を作っていくのですから力を使うことが多くなります。
柔術の選手でも得意技がある人ほど筋肉隆々の人が多い気がします。
Bスタイルは相手に合わせて相手の弱いところをタイミングよくついていきます。
相手の弱いところをついていくのですから力はあまり必要ではありません。
ですから柔術の選手でも細い人が多い気がします。
練習
Aスタイルはスパーリングの大半を得意技の練習に費やします。
したがって他の技が疎かになる可能性があります。
しかしやることが決まっていて先手に出ますから得意技を作りやすい。
極めればどんな状況からでも入れますし戦略としては勝ちやすいと思います。
Bスタイルはどんな状況でも技があるためスパーリングでも色々なポジションを試せます。
時にはディフェンスを自ら試すこともあります。
ですから満遍なく多くの技をひとつのスパーリングで経験します。
しかしAスタイルのように先に得意技に入られてしまったり固められてしまうと弱いということもあります。
相手が動くから合わせることができます。ですから動かない相手が苦手ということもあります。
練習相手
Aスタイルの得意技がある人は毎回同じ相手だとマンネリ化してしまうので色々な相手と練習して自分の技が使えるか試したくなると思います。
Bスタイルはお互いに毎回チェスや将棋を楽しむように練習するのでそれほど練習相手が多くいなくても楽しめると思います。
どちらのスタイルが強いのか
簡単に言えば得意技に入ればAスタイルの方が強いし、作らせなければBスタイルの方が強いです。
CHECKMATのボス、レオジーニョの強さは側転パスガードやガンバリヨッタのように派手な技だけではありません。
相手の得意技に絶対に入らないからです。
相手の得意な流れに持っていかずに自分の流れに持っていけるから強いのです。
逆に同じCHECKMATのルーカス、レイチはコヨーテガードという得意技を持っています。
どのような状況からもこの技にスルスルと入っていきます。
そして自分より大きい相手に勝利しています。
どちらがいいというわけではありません。
チームによっても違うし、体型やフィジカルでも違います。
何が自分のスタイルなのかしっかり見極めることで上達が早くなります。
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