プロテインの飲み方の続きです。
②タイミング
サプリメーカーにいた時に最も多く受けた質問かもしれません。プロテインはいつ飲んだら良いですか?
私の答えは「いつでも良いです」。
トレーニング後30分以内じゃなきゃ効果がないんじゃないか?とおかしなくらい言われました。
今でも言われます。確かに石井直方先生のコラムでトレーニング前とトレーニング後の摂取を比較した場合、トレーニング後の方が効果があるというものを読んだことがあります。
比較をした場合ということなのでどちらかで判断すればトレーニング後ということです。
そこにこだわることはありません。絶対にそこで飲んでくださいを言うことではないです。
飲めるなら飲んだ方が良い。そんな程度です。
トレーニングしない日はどうすれば良いですか?
これもよく聞かれました。
当時某フィットネスクラブのインストラクターは「トレーニングしない日にプロテインを飲むと脂肪になるだけで意味がないので飲まないように」
と会員に指導していました。
それはすなわちトレーニングしない日は肉や魚を食べるな、牛乳を飲むなと言っていることと同じです。
聞いたことがあると思いますが、筋肉は休養している時に超回復と言って筋肉をより強いものにしていく作業をしています。
その時に充分な栄養がないと筋肉は発達しません。
その時の充分な栄養の一つが前回も書きました体重1kg当たり2gのたんぱく質です。
タイミングよりも量を考えて飲むことの方が重要です。
また食事の時間が空きすぎてしまうと筋肉を作るための材料が枯渇してしまいます。なるべく4~5時間おきくらいに食事や間食でプロテインを摂取するのが理想的です。
ここで例を上げます。私の1日のスケジュールです。
7時30分 朝食+プロテイン20g
12時 昼食
16時 プロテイン30g
19時 夕食(軽く)
20時~22時 柔術
22時30分 プロテイン20g
朝食はパン、フルーツなどで糖質を多く摂るのでたんぱく質が不足しています。
ですので足りないたんぱく質をプロテインで補っています。
柔術の練習のある日は帰宅してからご飯は食べません。
太るからです。練習が22時に終わり、帰宅して22時30分。
そこからプロテインを飲むだけです。
就寝前のプロテインも太るぞと思うかもしれませんが、糖質や脂質に比べ脂肪になりにくいですし、過剰摂取ではないので問題ないと考えています。
長くなったので今回はこれまでです。
つづく