私は耳が腫れている。
餃子耳やカリフラワーと呼ばれるやつだ。
木口道場に入門して練習していたら耳が腫れてきたが周りもそんな感じだったし、これは誰もが通るものなのだと思って気にしなかった。
しかし、ブラジルに行ったら誰もこんな耳をした人はいない。
日本は柔道やレスリングが盛んなのでこういう人はたくさんいるがブラジルでは珍しいのでみんな嫌がる。
またブラジルでは薬局で注射器が買えるらしくたまった血を抜くらしい。
この耳、見た目は悪いが、日常生活では不便には思わない。
たまに不便なのがイヤホンが入らないことと、床屋でシャンプー後に耳の中をタオルで拭いてもらう時にどう思われているのか、気になるくらいだ。
もう人生の半分以上はこの耳である。
死ぬまで付き合っていこうとおもう。