水道橋のAcademia AZから独立して文京区に移って10年になります。
水道橋では修斗チャンピオン、UFCファイターだった弘中や香港柔術の荒牧など若く、気合の入った選手が多くいましたが文京区に移り、土地柄なのか落ち着いた会員さんが多く、いつしかコンペティションチームというよりは柔術を楽しむアカデミーになっていました。
それは良いことですし、これからもこのスタイルは崩さすに行きますが、このコロナ過でちょっとした変化が私の中で起きています。
今までを振り返る時間が多くあったコロナ過、いろいろ考えました。
この10年は道場を安定させるため、激しい練習をやめ、いかに楽しんでもらえるかを追求してきました。
若くてイキがいい子が少ないということもありましたが。
しかしCHECKMATになって4年目、コンペティションチームのCHECKMATの一員として貢献できていないこと。
私が今まで学んできたことを生かし切れていないことにちょっとした後悔を感じたのです。
私が入門したアリアンスはコンペティションに特化したチームでした。世界大会では優勝の常連、世界一のアカデミーといっても過言ではありません。
ここ数年はアリアンス、アトス、CHECKMATが毎回上位を占めています。
アトスに関してももともとは私のチームメイトだったテレレのTTが母体。
チーム代表のガウバオンやメンデス兄弟、ドゥリーニョなどはCHECKMATやアトスの前進、ブラザで一緒に練習しました。
世界3位までのチームとのかかわりが私は深いのです。
その経験を生かしてないのはもったいない。
ですからコロナが明けたら本格的なコンペティションクラスを作ろうと思っています。
本気で世界を目指す人を育てたいのです。
強くなるノウハウはあります。
やる気のある方、待っています。