ここ数年の世界大会団体はアトス、アリアンス、チェックマットが上位を占めている。
アトスはアンドレ・ガウバオンが創設したチーム。
ガウバオンの師匠のテレレはアリアンス出身、チェックマットのレオやヒカウジーニョもアリアンス出身、アリアンスから派生したチームが世界のトップを占めているのだ。
なぜアリアンス系が強いのか?
アリアンスで柔術を始めた私が思うことを書いていこうと思う。
アリアンスの技術は非常にシンプルだ。
グレイシー柔術を継承しているが、よりシンプルに誰でもわかりやすいようにできている。
また、ほかの柔術より手数が少ないように思う。
こうやってからこうやって、そしてこうなる的なものが少ない。
こうやってこう!!
くらいの技が多い。
覚えやすいのだ。
私の先生、レオジーニョを見ればわかると思うが動きが独特である。
特に側転パスやバックから前転してバックをとる技がレオの代表的な技なのだが、伝統的なグレイシー柔術の先生だったなら、そういった技を認めなかったかもしれない。ベーシックな技に直されていたかも!!
今でもベリンボロをやらないチームもあるわけだから。
発想を止めない。
ここが強さの秘密なのだと思う。
私が入会したサンパウロのアリアンスには筋トレの施設があった。
その後に移転したアカデミーはスポーツジムの中にあり、そこにも筋トレの施設があった。
現在のチェックマット本部も筋トレの施設がある。
アトスはわからないが選手を見ると尋常ではない体だ。
筋トレをしない選手もいるが常にトレーニングできる環境がある。
それも強さの秘密なのかもしれない。
まだまだ強い秘密はたくさんあると思うが、大きく他のアカデミーと違うのはこういった点だと思う。
他のアカデミーがまねようと思っても技術や発想はなかなかまねできない。
強くなりたかったら最初からアリアンス系のアカデミーを選んだほうが良いと思う。
メールアドレスが公開されることはありません。 * が付いている欄は必須項目です
コメント
名前 *
メール *
サイト
上に表示された文字を入力してください。
Δ
No responses yet