仲間を大切にby checkmat tokyoin 和道ブログon 投稿日: 2022年8月5日2022年8月5日 ブラジリアン柔術は仲間意識が強いのが特徴です。 皆さんご存じの通り、ブラジリアン柔術は辿ればグレイシー一族に辿り着きます。 グレイシーは一族ですから絆が強いのは当たり前です。 それが仲間意識が強い伝統になったのだと思います。 仁義なき 仲間意識が強いことを象徴する話がいくつかあります。 柔術を守るために戦った話です。 有名なところでは柔術対ルタリーブリとの抗争ですね。 ビーチでヒクソンが喧嘩したのは有名な話です。 結局3対3のバーリトゥードマッチに発展しました。 柔術道場間でも抗争があります。 ある先生の家に抗争中のアカデミーの生徒がマシンガンを打ち込むような話を聞いたこともあります。 本当かどうかはわかりませんが!! そんな893やマフィアのような抗争を繰り広げていたのが80~90年代のブラジリアン柔術です。 誇り 自分のアカデミーのためなら命をかける。 それが昔のブラジリアン柔術でした。 私の友達はアカデミーのロゴを脇腹にタトゥーで入れています。 昔の柔術家はアカデミーに誇りを持ち人生をささげていたのです。 クレオンチ クレオンチ という造語があります。 柔術界の言葉ですが裏切り者 という意味です。 これだけ仲間意識が強いわけ ですからアカデミーを良くない 形で辞め、他のジムに移籍する ことはご法度だったわけです。 特にリオデジャネイロは1㎞に 3つくらいアカデミーが密集して いる場所です。 そこで移籍すれば住んでいる場所は近いわけですからちょくちょく顔を 合わせてしまうのでしょう。 それは確かに気まずい。 そんな事情もあるのだと 思います。 仲間ありき 日本では柔術は習い事として定着しています。 仲間意識もブラジルほど強くはないでしょう。 しかし、よく考えてほしいのですが自分を強くさせてくれるのは仲間です。 確かに先生も技術を教えてくれたりアドバイスをしてくれたりしますが、それだけで強くなれるでしょうか? 技をかける、やられて覚えるなど相手がいなければ強くなれないのが柔術です。 強くなるためには仲間ありきなのです。 仲間を大切にすれば必ず強くなります。 強いアカデミーは仲間意識が強いです。 柔術は仲間で強くなります。 仲間を大切に!!