パスガードの選手が少ない理由を考える。

最近はパスガードの強い選手も増えてきましたが日本人は下の選手が多いように感じます。

パスガードの選手が少ない理由を勝手ながら考えてみました。

道場の広さ

道場の広さは大きな要因だと思います。

特に大都市部の道場は狭い。

狭いと隣の組とぶつかり、怪我をする可能性があります。

したがってどうしても場所をとるパスガードの選手が生まれにくいのではないかと思います。

ちなみにマットをもってぶつからないように中に入る人を日本の道場で多く見ますがブラジルで見たことはありません。日本だけだと思います。

マットの素材

マットの素材にもその理由があると思います。

レスリングマットのように汗をかくと滑るような素材では滑ってしまうのでパスするより下を選んでしまうということがあります。

特に立ってのパスガードをしなくなってしまうのはもったいないことです。

技術

下からの技術はYoutubeを見てもたくさんありますがパスガードに関しては意外と少ないのかもしれません。

また、パスガードの技術は相手の攻め方によって変わるので相手が技が少ないとできる技が限られてしまいます。

また、噛みつきやクロスニーなど割っていく技術だけになりがちです。

技が少ないので膠着する原因にもなりますからさらに技が限定してしまうのではないかと思います。

お互いの技が多ければ多いほどパスガードは生きてきます。

モダン柔術

モダン柔術の流行りもパスガードの選手が育たない理由の一つです。

しかし、世界を見てください。

モダン柔術の選手を完パスする選手が増えてきています。

パスする方がかっこよくないですか?

パスガードは面白い

以上4つが原因ではないかと考えてみました。

下はカウンター的な技術ですがパスガードはこちらから攻められます。

フェイントや裏をかくといった技術は下ではなかなかできません。

その分面白いはずです。

どんどんチャレンジしていきましょう!!

 

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