筋トレとサプリ講座④

今回はお勧めしたホエイプロテインについてです。

ホエイは乳たんぱくの乳清といわれる成分で、牛乳を温めたときに表面に張る膜、ヨーグルトの透明な液体が乳清(ホエイ)です。ですので、これらを捨ててしまうのはもったいないことです。

ホエイプロテインにはWPCとWPIがあります。前者は「ホエイプロテインコンセントレート」、後者は「ホエイプロテインアイソレート」と言われています。

イメージとしてWPCは前述の牛乳の膜やヨーグルトの液体をフィルターに通し、そのまま粉にしたもの、WPIはそこからさらに細かいフィルターに通し、乳糖や乳脂肪を取り除いたものです。更にはフィルターを通した時に変成してしまったたんぱく質を取り除く製法にCFMなどがあります。

値段はWPCが安いです。ただ、乳糖や乳脂肪が多いのでWPIに比べると太りやすい、それと乳糖不耐症の方はおなかを壊すということがあり得ます。
 
それらの見分け方です。

この商品がWPCです。WPIです。とうたっているメーカーもありますが、ほとんどはそうではありません。

あまり見ることはないかもしれませんが、実際に商品を手にできるのであればパッケージの裏の、ネットであれば表示されている成分表を確認してください。

この時に重要なのが100g当たりに置き換えることです。中には「1スクープ22g当たり」などと表示しているものがありますので、その場合はざっと4倍してください。

WPCはたんぱく含有率約70~80%、脂質約5~10%、糖質約5~10%。WPIはたんぱく含有率約80~90%、脂質約1~2%、糖質約1~2%と大体こんな感じです。もちろんメーカーによって、商品によって違います。

初めてプロテインを飲む方で、とりあえず安く試そうというのであればWPCを、そうでなければWPIをお勧めします。

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