柔術を楽しむためには怪我をしないことが一番です。
怪我を防ぐためにはどのような練習をすれば良いのでしょうか?
1,まずはテクニックを忠実にやることが大切です。
柔術の技は合理的にできています。
激しいぶつかり合いや受け身の取れないような技はほとんどありません。
ですからしっかり技を忠実にやっていれば怪我は防げます。
白帯や青帯はまだ柔術の理論がわかっていない場合があります。自己流の技やもともとやっていた格闘技の技を持ち込んでしまうと怪我をしてしまうこともあります。
まずは柔術を理解することが大切です。
2,早めのタップと相手を思いやる。
関節技での怪我もあります。練習で怪我をするのは最も意味のないことです。
早めにタップすること。興奮せずに相手を思いやり極め切らないことが重要です。
意地を張らないことですね。
3,タイミングを重視しましょう。
タイミングがずれると思わぬ事故が起きることがあります。
まずは先生や先輩とのスパーでタイミングを覚えることが大切です。
4,一つの技にこだわらないこと
特にモダン柔術や三角絞めが得意な方は首や腰を痛めやすいです。
得意技はわかりますがこだわりを持たずにすべての技を練習するようにしましょう。
4,集中すること。
気が抜けているのならば、がっつりスパーではなく、ライトスパーをお願いしましょう。
ブラジル人のスパーを見ていると遊んでいるようにしか見えませんが、彼らは真剣に遊んでいます。
日本人は遊ぶとなるとどうしても気も抜けてしまうことが多いので気をつけましょう。
私がこのようなことを考えながら指導しているのでCheckmat Tokyoは怪我が少ないです。
怪我がなければ必然的に良い練習ができ、頻度も多くなります。
強くなるということですね。
また、筋トレをして怪我しずらい体作りも重要です。
怪我は柔術を楽しむためには必要のないものです。十分気をつけましょう!!
PexelsのAnna Shvetsによる写真