出身地によってスタイルが違うのです。

私はブラジルに8回、合わせて2年くらい修行しに行った。

試合も練習も多くの世界チャンピオンやトップ選手と練習した。

チームや個人によって柔術が全く違う。

今回はその違いについて書いてみたい。

カリオカ

まずはレオジーニョ、ヒカウジーニョ、テレレなどリオ出身者、カリオカだ!!

彼らはとにかく柔らかい。重さ、力をほとんど感じない。ふわっとした感じ。

動かさられるから自分が強くなった気がする。

楽しくやっているといつのまにか極められている感じ。

この柔術が私のベースになっている。

リオもジムによってスタイルは違うけどどこのジムも柔らかいイメージがある。

コブリーニャ

うまいな!!と感じたのがコブリーニャ。コブリーニャも柔らかい。

彼しかできない動き、彼しかやらないテクニックがある。

コブリーニャスタイルは誰にも似ていない。だから強いのだと思う。

彼はサンパウロ出身だと思うがサンパウロ というよりカポエイラ出身。

マナウス

動きも力も強いのがマナウス勢。

私が戦ったのが(ボコられたのが)パイシャオン、ビビアーノ、アリファリアス。

まずフィジカルがものすごい。それに加えて動くからどうしようもない。

テクニックもマナウス独特な動きなので合わせるのがむずかしい。

噛み合う前にやられる感じ。

柔道系

力が強い、ガッチリと感じたのはシセロコスタ、メガトン、柔道の流れをくむ人はガッチリの人が多い。柔道家と戦ってるようだった。

アトス

意外と力が強くガッチリだったのがギ・メンデス。ハファはやっとことがないけど、ギの力強さにはびっくりした覚えがある。

同じアトス系でもガウバオン、ドゥリーニョは柔らかくてうまい印象。テレレの動きに近かった。

ミナス

またマルセリーニョやヘイナルドヒベイロはミナスジェライス出身。

彼らも力が強かった。テクニックは得意技をやるイメージ。

出身別

地域別に考えると

リオは柔らかくて動く

マナウスは力強くて動く

サンパウロはジムによってバラバラ

柔道系はやはり柔道って感じ。 

ミナスは力強くて得意技がある。

このように出身地でもかなり違う。

修行に行くなら

もしブラジル に修行に行くなら参考にして欲しい。

アメリカに行くのでも先生がどういうスタイル、出身か参考にして欲しい。

全く合わないスタイルの先生につくと苦労するから。

日本

日本もブラジル人の多い中部地方はちょっとブラジルっぽいし、関西は独特な気がする。

東京はサンパウロと同じでジムによってバラバラ。

個性が出るのは面白い。

柔術は地域やジムによってスタイルがかなり違う。

柔術を始めるなら調べて入るべきだ!!

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