真剣に遊ぶ

昨日のキッズクラスは一人参加。

やれることは体操と筋トレ。Ginastic Natural(動物の動きを取り入れた体操、柔術ではポピュラー)とマット運動をして、そしてバランスのトレーニング。

今回はバランスボールに10分乗る練習です。

二人以上いればバランスボールに乗り、向かい合ってあっち向いてホイなどをやりますが一人ではできません。

ただ10分乗るだけではつまらないのでスマホゲームをやらせました。

罰ゲームは落ちたら10回スクワットです。

結局は落ちて100回以上スクワットをしていました。

違うことをしながらバランスを取るのは難しいですから良い練習になります。

柔術も色々考えながらバランスを取っている時が多いですよね。

そして罰ゲーム。

100回続けてスクワットをやれと言っても小学生にはきついですよね。できても飽きてしまいます。

しかし遊びを入れることでできてしまうんです。

遊びの天才!!

ブラジル人は遊びの天才です。

柔術も遊びを入れた練習が多いです。

競走したり罰ゲームをいれたり、大人クラスでも同じです。

柔術自体も遊びのようなものですから彼らはもともと習い方も遊び感覚です。

ジャパニーズ!!

日本人を教えるときにどこまで遊びを入れたらいいか考えてしまいます。

キッズクラスはそもそも遊びが多いのですが、あまり遊んでしまうとだらけてしまってスパーリングや技の練習の時にもおしゃべりや遊んでしまうことが多くなります。

切り替えが日本人はへたクソなんですね!!

ここが決定的に日本一人とブラジル人の違いです。

ブラジル人は遊びでも真剣になります。

公園などでサッカーで遊んでいても何かゲームをしていても急に真剣になります。

日本人からしたら大人気ないと思ってしまうかもしれませんが遊びでも真剣だからクラスで遊びを入れても真剣にやります。

しかし日本人は遊びと真面目にやるというのをしっかり区別しているので遊びすぎてしまうと切り替えるのが難しいのですね。

私も小さい時、空手をやっていました。

先生は厳しい人ですがたまに機嫌のいい時があります。

そうするとみんなふざけてしまって真面目な練習ができなくなってしまったことを思い出します。

遊びを入れた方が楽しいので長続きします。

しかし日本人の場合、真剣に遊ぶことが苦手なのでこの遊びをどれだけ入れれば良いのかが難題です。

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