礼儀のないことのメリットは委縮しないことです。
礼儀がなっていないと怒られることがなければもっと自由にできますし、自由な発想も出てきます。
柔術は発想が重要ですから礼儀で型にはめるのが一番よくないと思っています。
しかし日本人の多くは自由だと逆になにもできなくなってしまうのです。
指示がないと動けない人が多い。
型から外れることを怖がりますし、間違ったら怒られるというのが染みついています。
自由は日本人にとって一番難しいことなのかもしれません。
それが柔術に出ている。
技を崩さないように技を完璧にしたがります。
これでは発想力のあるブラジル人のような柔術は生まれません。
日本人にブラジル流で教えるのは結構難しいところがあります。