本日は筋トレに関して私の意見を!!
そもそも柔術に筋トレは必要かという話になりますが
私は筋トレは必要だと思っています。
スポンサーリンク絶望
世界大会には何度も挑戦しました。
その中で感じたのは技術の差より力の差でした。
もちろん技術的に劣っていたので1回戦か2回戦負けの選手でしたが、普段から世界一流の選手と練習していたので技術の差をそれほど感じたことはありませんでしたが、力に関してはあまりの差に絶望感を感じていました。
私も現役時代はパーソナルトレーナーをつけて筋トレを行っていましたが、その差は埋まりませんでした。
例えば私が子供の頃からやっていてもっと技術的に優れていて、そして20代前半で黒帯になっていたら技術だけで勝てる方法に挑戦していたかもしれませんが、30過ぎて黒帯になった私が勝つ方法は少しでもフィジカルで近づくことでした。
しかしその差は明らかでした。
相手の技をかかるのに自分の技は全くかかりません。
茶帯までは技術だけで勝負できたのにです。
2階級上
黒帯のトップは技術的にも子供の頃からやっている選手が多く、当たり前にすごいのですが力もあります。
多分ブラジルのトップ選手は2階級上くらいの力があると思って間違いありません。
海外の選手は何もしなくても日本人よりも1.5倍くらいの力があると思います
黒帯になるとそれが大幅に力が増すイメージです。何かしら他の要因があるかもしれませんが・・・
そんな選手を相手にするのですから筋トレは必須だと思います。
技術だけではどうにも
特に20代後半で黒帯になった選手は技術だけではどうにもなりません。
またフェザー以上の選手はパワーファイターも増えてきますから力がないと逃げられなくなります。
初心者は
しかし初心者はまったく違います。
技術を覚えるためには私は弱くて何もできないということを認める必要があります。
何もできないからこそ技術が必要になるわけです。
技術に頼るしかなくなれば自ずと技術を覚えます。
しかし力が強かったり体格が大きかったり格闘技経験がある人はなんとかなってしまいます。
そのような方は技術に頼る必要がないから技術を覚えない人が多い。
だから白帯のうちに筋力をつけてしまうと技術を覚えにくくなります。
基礎体力は必要なので練習の中での筋トレは必要ですが無理にジムに通う必要はありません。
逆効果になる可能性があります。
効かすはダメ!!

また器具を使う筋トレは効かすことが中心になります。
持ち上げられなくなるまでとか、筋肉がパンパンになるまでとかです。
効かす筋トレをしてしまうと柔術ではスパーや試合中に腕などがパンパンになってしまい使い物にならなくなってしまいます。
試合では勝てば大体3試合、多い時は6.7試合しなければならないのに1試合目で腕がパンパンになってしまっては勝ち進むことはできません。
筋トレをやるのであってもあくまで補助的な意味でやるべきです。
力が強い方が技はかかりやすくなりますがスタミナのロスや筋肉がパンパンになるなどデメリットの方が多いのです。
適度に
黒帯は全て分かった上での筋トレなので意味合いがまったく違います。
白帯はやりすぎない適度な筋トレをやりましょう!!
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