5年前by 斎藤 雄介in キングサイトウon 投稿日: 2021年5月29日2021年5月29日 5月もそろそろ終わり。もう6月。6月といえば思い出す。誕生日、ではない。記念日、でもない。ちょうど5年前の6月1日に道場に入会した。はじめてブラジリアン柔術に触れた日。もう5年も前の事。タオルと水を持って、道場に向かったのだ。緊張しかなかったのを覚えている。 事前に先生とコンタクトをとってはいたが、メールでのやり取りだけだったので顔を知らない。「凄い怖そうだったらどうしよう?」なんてことを考えながら、恐る恐る道場の階段を降りる。当たり前だが人がいる。緊張はどピークに到達していた。入り口で挨拶をして入館、先生と先輩達が迎えてくれた。レンタル道着に袖を通し、帯の巻き方を教わる。お腹が出っ張りすぎて帯が足りず、道着がはだけてしまっている(写真は入会したての頃)。 皆の後ろについて、道場内をランニング。3週もすると息が苦しく口が開きっぱなし。受け身を教わり練習するも1.2回の回転でフラウラし目の前がうっすら白っぽくなって。たいして動いてないくせに、人一倍の汗。。。クッタクタになりながら、帰路につく。翌日は全身が筋肉痛で2日は続いた。。。 それから5年。ランニングは遅れをとることなく、受け身は相変わらず疲れるけれど、血圧や体重が落ち健康になり、スパーリングが出来るようになり、試合に出れるようになり、最近では懸垂が15回も出来るようになった。5年前には想像しきれなかったくらい変化できた。だとすればこれからの5年。どうなっているだろう? 年がいもなく赤いマットの上で取っ組み合いをしているだろうな。もしかしたら帯がパープルになっているかもしれない。。ニヤニヤとそんな画を想像しながら、今は今やれることをやっていこう。5年後には笑顔で今日を振り返れるように。