道場を解約します。by checkmat tokyoin ニュースon 投稿日: 2021年9月13日2021年9月13日 この度、道場を解約することになりました。感染爆発した第5波がピークを越え、先々週あたりからはだいぶ落ち着いてきました。それに伴い道場を再開しようとしましたが、感染対策、経営、コロナ禍の状況を考えると再開が厳しいことに気づきました。 感染対策について デルタ株は空気感染といわれています。通り過ぎるだけでうつったとの話も聞きます。柔術は濃厚接触ですので感染対策をするのは難しいと判断しました。またこのまま、柔術を提供できない状況での練習は柔術道場として成り立ちません。 経営について 現在はぎりぎり家賃を払える状況です。再開した場合、安全に練習を行うにはワクチン接種済みの方から始めるしかありません。しかし、ワクチン接種済みの方がそこまで多くないため、大幅に収入が減ってしまいます。またこの状況下で新規入会を募集することもできません。そしておそらく秋、冬には第6波が来ると予想されます。もう休館には耐えられません。 コロナ禍の状況 デルタ株は子供の感染が目立ちます。学校もオンライン授業や短縮、分散登校と通常の通学ができていない状況です。毎日のように学校でのクラスターのニュースも流れていますし、デルタ株は子供であっても重症化する恐れがあります。また、接種済みの方でも感染し、うつすことがあるそうです。本人が無症状でも家族にうつすことがあれば練習はできません。いつ収束するかわからない状況で経営を続けていくのは難しいのとこの状況で人を集めることはできないと判断しました。 不安 私自身、不安で仕方ありません。自分がうつること、うつすこと。会員さん同士で感染すること。と練習しているときは毎日のように不安でした。 知り合いが亡くなりました。 先日、知り合いの方がコロナで亡くなりました。 今までもコロナに感染した方は身近にいましたし、後遺症が残ってしまわれた方もいました。 ですから感染対策を重視して行ってきましたが知人が亡くなったのは初めてです。ショックでした。 もし会員さんが道場でうつって死んでしまったらと考えたら、再開はできないと思いました。 本来なら CHECKMAT TOKYOは感染防止を第一に考えてやってきました。これは間違ってはいないと思います。しかし、本来提供できるはずのものができないということは柔術アカデミーとしては失格です。本当は濃厚接触でうつるとわかった時点でやめなければいけなかったのですが、コロナがどれだけ続くかわからなかったですし、また会員さんに甘えてここまで来てしまいました。 結論 和道さん、大丈夫ですよ。大げさですよ。道場を解約するなんでバカではないか。などと思う方もいると思います。また柔術界は大会も開かれ、通常の練習をしているところもあり、もうコロナは終わったんだと錯覚する時もあります。この流れに乗って練習を再開できたらどれだけ楽かとも思います。しかし、ニュースやドクター、罹患者の生の声をtwitterなどで目にするたびに現実に引き戻されます。できるわけがない。それが結論です。 残念ですが とても悲しいですが、柔術を楽しむ場である道場が感染源になってはいけません。ですから道場を解約いたします。ご了承ください。 コロナ終息後の再開を目指します。 道場はなくなりますが、CHECKMAT TOKYOは継続していく予定です。ある方から道場を一緒にやろうという話もありますし、コロナ収束後にもう一度再開することを前向きに考えています。また体育館などを借りて不定期ですがクラスを開催することも考えています。道場の解約はこの状況と経済的に苦しいための苦渋の選択です。申し訳ありませんがコロナ収束までお待ちください。よろしくお願いします。