腹筋by 斎藤 雄介in キングサイトウon 投稿日: 2021年2月6日2021年2月6日 腹筋 昨夜のトレーニングは腹筋をたくさん。上向いて30回、横向いて30回、肘と膝をくっつけて30回……とバリエーション豊かに1セット30回を10種=300回。途中、悲鳴にも似た声が思わず出てしまうほどに腹の筋肉を酷使する。名づけて「地獄の腹筋」の日、らしい。昨日はじめて知ったのだが。。ネーミングに嘘偽り無し。 そしてこれを乗り越えられた者だけが与えられる珠玉の筋肉美、シックスパック。かっこいい。憧れである。思い返せば僕の子どもの頃のヒーロー達は皆、腹が割れていた。ジャッキー・チェンやブルース・リー。若い頃の真田広之に矢吹丈。仮面ライダーに至っては胸から割れていた。割れた腹筋は昔からかっこいい男達の象徴なのである。 でも何故かっこいいのだろう? そこには人一倍時間を費やし、つらいトレーニングを乗り越えて努力してきた証が表れているからだと思う。一朝一夕には得る事の出来ない6つの証。そこに格好よさを感じる。そのストイックな腹筋は男の憧れである。 そして、憧れを憧れのままで終わらせたくないと思ってしまう自分がいる。だからといって毎日自宅できちんと腹筋を鍛えられるほど意志は強くない。疲れる。つまらない。面倒くさーい。。。その結果がワンパック。。まぁこうなるよなー。 ところが道場でなら遂行できる「地獄の腹筋」。同じ様に地獄で腹をイジメてる仲間達が前にも後ろにも横にもいる。キツいながらもひとりじゃなければ乗り越えられる。疲れるけど楽しい。腹の筋肉が痛くて顔面はくちゃくちゃになっているけれど、心は笑顔。終えた後、背中を反らして腹を伸ばしているときの気持ち良さと達成感。そして一歩ずつシックスパックに近づけているのだと思うと、僕にとってはもはや「至極の腹筋」である。