柔術にとってやられるということはとても重要なことです。
やられながら覚えると覚えが速くなります。
忘れるから
技を習ってもなかなか覚えてられませんよね。
昨日教わった技でも覚えていない時が多いですよね。
人は1日過ぎると67%習ったことを忘れてしまうそうです。
忘れるのは当たり前のことなんです。
忘れないためには繰り返し反復練習をしなくてはいけません。
しかしブラジリアン柔術の技は多すぎます。
毎回多くの技を復習しているとそれだけで練習時間が終わってしまいます。
ですからスパーリングでやられることが重要になってきます。
あ!これこの前やった技だ!!
と思い出すことが重要なのです。
技が広がる
技は基本的に単体で教わります。
スパー中にやられることで技の前後の動きを覚えることができます。
また技と技の繋ぎ方もやられることによって覚えられます。
動画では教えてくれません。
タイミング
タイミングが良ければ力を使わずに技をかけることがで来ます。
しかしこのタイミングは技を教わっただけでは身につきません。
やられることでタイミングを覚えるのです。
持ち方や方向
例えばスパイダーガードのスイープを試そうとします。
しかし初心者のうちはなかなか返せません。
自己流になってしまうとどうしても力任せになってしまいます。
しかし上手い人にやられることによって先ほどのタイミングと同時に返す方向も覚えることができます。
簡単に力を使わずに返せる方向があります。そこをやられながら覚えるのです。
また持つ位置、持ち方によって技が簡単にかかるようになります。
間違っていると力任せになってしまいます。
やられながら自分と上手い先輩との違いを見つけることで修正してください。
やられて覚える!!
このようにやられて覚えることが重要です。動画を見ただけではトップ選手同じような動きにはなれません。
私はレオジーニョやヒカジーニョとスパーリングすることで学びました。
彼らとスパーをするだけで自分の動きが変わっていることに気づきます。
彼らのような動きになるためには彼らにやられながら覚えることが必要なのです。
CHECKMAT
CHECKMAT TOKYOではやられることを重要視しています。
だから初心者のスパーリングでも手加減はしません。
それはタイミングや技の流れを覚えてもらうためです。
CHECKMATのスタイルは柔らかい動きなのでやられても痛いということはありません。
教えるためのスパーリングなのでやられたからと言って残るのは痛みや悔しさではありません。残るのは技術です。
やられて当たり前だから
やられて覚えることが重要なのはわかってもらえたでしょうか?
やられることは悪いことだと感じてしまいがちですが白帯のうちはやられて当たり前なので恥ずかしくはありません。
どんどんやられて技を吸収してしまいましょう!!
その方が断然覚えが早いです。
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