そして5年生。ある日、お風呂上がりにリビングでテレビを観ていた。その時放映されていたのが、たしか水曜ロードーショーでジャッキー・チェンの『酔拳』。始めは夜更かしがしたいためだけに何となく観ていたが、その不思議でアクロバティックな動き、そして強い! 一気に心を奪われた。衝撃の出合いだった。そして『酔拳』を引きずったまま中学生になると、消去法でバスケットボール部に入部。練習はハードで「やめたい」と思う毎日。でも練習が終わるとガラガラの体育館で仲間とドロップキックの練習をしたり。。まあ今思えばこの時に大分体力と精神力を養えた気がする。