なぜ力んでしまうのか?

会員さんに元プロキックボクサーがいます。

昨日はMMAクラスで初心者の方と超ライトスパーをやりました。

さすが元プロ、上手くやってくれます。

受けながら相手の攻撃を上手く出させて、攻撃も手加減してくれます。

初心者同士だったらライトスパーでも熱くなってしまうところですが、元プロはやはりすごいです。

柔術では

しかしこの元プロ、柔術になってしまうとあれだけキックでは力が抜けていたのに力んでしまいます。

また、キックではカウンターやフェイントなど駆け引きができているのに柔術になってしまうと形を作るのが精一杯になってしまいます。

アドバイス

そこで私は彼にこうアドバイスしました。

「キックでは自分の間合いに入れば怖くないでしょ」

「相手のやってくることが大体わかるでしょ」

「だけど柔術になると怖いし相手が何をしてくるかわからないのでは?」

「得意なポジションに入ると怖くなくなるし、相手のやってくることも大体わかるからキックと同じようにカウンターもフェイントもかけられるよ!!まずは得意なポジションを作るのもありだよ

恐怖

相手が何をしてくるのかわからないというのが最大の恐怖だと思います。

だから力んでしまう。

強い格闘技の選手は相手が何をしてくるかがわかっています。

この場面ではこうくるだろう。

こういう場面ではこうくるだろう

と、だから余裕が持てるのだと思います。

私も長年やっていない打撃になると力んでしまいます。柔術ではリラックスできるのに

打撃でも相手の出方がわかって全てにディフェンスやカウンターの技術があれば動き方もわかるのでリラックスできるはずです。

全くの初心者なら最初から駆け引きも学ばなければなりませんが、格闘技の経験がある方は駆け引きはできているはずです。

それができないのは得意なポジションがないのと相手の出方がわからないからだと思います。

まずは得意なポジションを作ることから始めてみるとわかりやすいと思います。

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