全く怖くない居心地の良い格闘技の道場。 | 初心者が強くなるブラジリアン柔術アカデミー北区板橋区東京

「道場内はピーンと張り詰めた空気が充満し、大きな声で挨拶、私語など当然無く、ひたすら稽古に集中し汗を流す」。これは僕が若い頃に通っていた空手道場の雰囲気である。12年くらいは通ったかなぁ。決して悪い事ではないけれど、正直ちょっと疲れちゃう。そして今はここ、北区にあるブラジリアン柔術の道場「CHECKMAT TOKYO」に足繁く通っているワケだが。。

道場のドアを開き足を踏み入れると、そこではJ-popが流れてる。ひとり、またひとりと仲間がやってくる。道着に着替えて軽くグーパンチ。これが挨拶だ。そして各々準備運動をしながら世間話。「今日は寒い」とか「昨日は◯◯食べて美味かった」とか、格闘技と全く関係のない会話をしながらゆる～りと柔軟。。まるで自宅のリビングで寛いでいるかのように。

開始時間になると軽くランニング→ストレッチや受け身をこなしながら、徐々に身体を温めていく。ここまででだいたい15分程度。そして打ち込みやテクニックの時間に突入すると、真剣に取り組む。適度な緊張感と互いに思いやりながら投げ合ったり組み合う。時折、笑顔をこぼしながら首を絞め、気遣いながら紳士的に腕を折る。そしてスパーリング。殺伐とした空気とは無縁の、ほのぼのと元気に繰り広げられる大人の取っ組みあい。終始気楽な雰囲気に包まれていて、身体とともに心も温まる。ちょうどいい。強くて優しい人しかいない道場だからこそ自然と作られていく雰囲気。全く怖くない居心地の良い格闘技の道場。