もう30年近く柔術を指導しています。
長く指導していないとわからないこともあります。
それはセンスというもの。
時間は大した問題ではない!!

技を見ただけで覚えられる人はセンスがあると思いがちですが実はそうでもありません。
それは覚えが早いだけで強さとはまた違うのです。
覚えが悪い人、すぐに覚えられない人もいます。
その人たちがセンスがないとは言い切れません。
技の覚えるのが早い遅いは強さには関係がないのです。
結局覚えてしまえば強さは変わらないのです。
時間がかかるかどうかの大した問題ではありません。
欠点も
またすぐに覚えられる人には欠点もあります。
反復練習することがないから技が自分のものにならない場合があります。
覚えの悪い人の方が何度も何度も繰り返して練習するので上手くなってしまうことがあるのです。
だから覚えられる能力は才能ですがセンスとはまた違うのだと思います。
努力次第
確かに技をすぐに覚えられて忘れず、そしてスパーリングですぐに使えるようになる人もいます。そういう人はたしかにセンスがあると思います。
黒帯になるのも早い。
しかし覚えの悪い人でも黒帯になれますし、努力次第ではそういうセンスのある人に勝てるようになります。
覚え方
覚えの悪い人は人より多く反復練習をしなければなりません。
覚えが早い人とはちょっと練習方法が違うのだと思います。
また覚え方も人によって違います。
自分なりの覚え方を工夫していきましょう!!
お勧めできません、
テクニックを習ったら動画やノートに残す方法もありますがお勧めしません。
なぜならスパーリング中にパッと頭に浮かばないとそのテクニックは使えないのです。
頭の中になければいけないのに動画やノートに残しておくと安心して頭の中から一度消してしまうんですね。
頼ってしまうのです。
その日習ったテクニックはその日のうちに覚える癖をつけましょう。
絶対に
忘れてしまう人は忘れないうちに練習に来ることを心がけましょう。
そして忘れたら先輩に聞く癖をつけましょう。
絶対に憶える気持ちが必要です、
覚えが早い遅いは強さには関係ありません。
要は覚えられるかどうかです。
覚えが悪い人は反復練習を多くする、自分なりの覚え方を探す。その日に覚える、忘れたら聞く癖をつける。
技をすぐに覚えられる人の方がセンスがあると思われるでしょうけど同じ数のテクニックを覚えてしまえばそこからが本当のセンスが問われます。
技を10個覚えている人と3個では明らかに違いますよね。
それだけのこと。10個覚えられれば強さはわかりません。
覚えの悪い人の方が苦労してるし努力をしているはず!!その分強くなっているかもしれません。
覚えが悪いことが良い方向に向かうことだってあります。
頑張りましょう!!