習ったことと全然違うことをしてしまう人へ

テクニックを教えると全く違うことをする人がいます。

なんで?

と思ってしまいついつい

「なんでそっちにいく?」

と言ってしまう時もあるのですが

怒っているわけではなく驚いています。

今習ったばかりなのになぜ全く違うことをしてしまうのでしょう?

空間認知能力

まず考えられるのは空間認識能力が低いということです。

空間認識能力とは

瞬時にテクニックを覚えてしまう人はこの能力が高いのだと思います。

立体的なイメージ

CHECKMAT TOKYOに大学で彫刻を勉強していた黒帯がいます。

彼は一回テクニックを見ただけで大体できてしまいますしその日のスパーで技を試すくらいになります。

立体的に頭の中でテクニックがイメージできるのでしょう。

気にしないで

しかしテクニックがなかなか覚えられない人はこの能力が低いのだと思います。

しかし気にしないでください。

こんなのは方向音痴と同じでそんな人はたくさんいて気にすることではないですから。

この能力がなければ黒帯になれない、強くなれないということはないですから気にする必要はありません。

焦ってしまう

焦ってしまい順番がこんがらがってしまう人もいます。

スパーリングではないし相手が攻撃してくるわけではないので焦る必要はありません。

技の理合い

技の理合いがわかっていないのだと思います。

簡単に言えば仕組みがわかってないのです。

例えば

この方向に返すと力を使わないで返せるとか

相手がこうきたからこう返すとか

こうすると相手が攻めずくなるとか

技の仕組みがわかっていると多少技が崩れてもポイントがしっかりしてれば技はかかります。

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どうしたら・・・

ではどうしたら覚えが早くなるのでしょう。

空間認識能力が低いと相手の位置と自分の位置、手足の置き方掴み方などがわからず迷ってしまいます。

そのような方はこれを注意してやってみましょう。

1.手足、頭の位置の確認

位置が間違うと全て狂ってしまいます。すごく重要です。

2.相手はどう動き、自分はどう動くかしっかり確認

相手の動きが重要です。それに合わせるのが柔術です。

3.なぜこの動きをするのか?理合いを知ること

なんでこの方向に返すのか、なぜここをもつのかなど合理的な意味合いがあるのでそれを理解しましょう。

4.力を抜くこと

力を使うとできてしまうことが多いですがそういう技はスパーリングではかかりません。

力を抜いてもかかる技がスパーリングではかかります。

5.ゆっくり順を追って

順番で覚えましょう。できない人は順を追わずに一気に技をかけてしまいます。

最後の体勢だけ覚えているので順番を抜かしてしまう方が多い。

ゆっくり考えながら順を追ってやりましょう。

6.体で覚えるまで繰り返すこと

頭だけで覚えるとスパーリング中でも考えて動かなければなりません。考えているうちにやられてしまいます。

頭に技が浮かんだ瞬間から勝手に体が動くくらいにしましょう。

勘が鍛えられる。

今は黒帯ですが、私の生徒にもなかなか技を覚えられないで苦労した人がいます。

今でもたまに全く違うことをして怒られていますが!!

それでも黒帯になれます。

ブラジリアン柔術が染みついてくると勘が鍛えられるのだと思います。

新しい技を習っても瞬時に理解できるようになってきますから今は覚えが悪くても気にせず、ゆっくり覚えてください。

まとめ

技を習ったときに全然違うことをしてしまうは

1.手足、頭の位置の確認

2.相手はどう動き、自分はどう動くかしっかり確認

3.なぜこの動きをするのか?理合いを知ること

4.力を抜くこと

5.ゆっくり順を追って

6.体で覚えるまで繰り返すこと

まずは実践してみてください。


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前回の記事スパーリングで会話を楽しんでいますか? | 初心者が強くなるブラジリアン柔術アカデミー 北区 板橋区 東京 (checkmattokyo.com)


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